2011年1月9日日曜日

北八ヶ岳・草麦峠 1泊2日/2

2日目。今日は昨日来た道の逆方向の雨池・縞枯山荘経由でピタラスロープウェイを目指しました。(以下、写真は縞枯山荘付近のもの。文章とはリンクしてません。)



麦草ヒュッテの前で出発の準備をしていたところ、他の宿泊客の方から行き先を訪ねられ「笹が一杯ある所が登山道の入り口なんだけど、物凄く分かりにくくて、以前にもここからすぐなんだけどビバークした人いたんだよね。。。」「雨池手前位まではトレースないと思うけど、夏の道とは違うから赤い印気をつけてね。」ととても親切に声をかけていただき、重要な事を教えてもらいました。(これが山小屋の人でなくて、他の宿泊客ってところが凄いです。。。皆、親切です。)

トレースはカシミールの地図で見るとこんな感じ。



最初は木道で。。。と言ってもスノーシュー履いているので、とてつもなく苦戦。で、終わったと思われる所で「で、どっち?」状態になったものの、笹が一杯ある所が見え、出かけに声かけてくれた人に大感謝状態でスタートしました。

で、やはりトレースは全く無くラッセル。深さは膝下くらい。ふかふか。スノーシューはMSRのニューモデル「LIGHTNING ASCENT」を購入したのですが、ツレは「LIGHTNING AXIS」を購入していて「フローテーション・テイルが欲しいぞぉ!!! うぉぉぉぉ~お」と前を走り回っていました。が。。。気づいたらつぼ足になっていて。。。自分の足元にスノーシューが埋もれていました。。。。

「なんで気づかない???」

ってよりも、散々ASCENTとAXISのどちらを買うか散々悩み、色々と言われたので心の中で「よし!!!」のガッツポーズ。半笑い状態。
縞枯山


赤い印を必死に探しながら歩きました。木に巻いてある赤い印は進行方向的には雪に埋もれてしまっていて、逆から見ると見える状態で。。。でもって、結構荒い。必死な状態。。。

暫くするとトレース跡があり、ついて行くとすぐに八千穂の分岐手前に出ました。道は広く、除雪したかのような道でした。
縞枯山


広い道だったので、風をさえぎる木がなくためか結構風が強かったのですがAM11少し前に食事にしました。実は宿泊したフュッテの食事のご飯が柔らかく、しっかりと食べられなかったので。。。行動食では間に合う状態ではなくシャリバテ寸前。。。で、お湯を沸かしていたら。。。なんとスノーモービルの団体が!!!大慌てで道の端に寄せました。
除雪したかのような道に納得しました。
縞枯山



暫くして雨池の次の分岐。(ここから先は人通り多数でした。)
次は雨池峠。登りなのでヒールリフターをオン。抜群です。登りスイスイです。登り楽勝!!!って調子に乗って歩いていたら、あっと言う間に縞枯山荘に到着。

暫くゆっくりと写真を撮りました。お天気がイマイチなので、好きな感じで良かったです。

縞枯山荘からロープウェイからの道は大混雑でした。団体ツアーなどが団子・道占領状態。ここから先はうんざり。。。
縞枯山


なかなか楽しかったです。

まとめ

服装
  • トップ:GORE-TEX Pro Shell(綿あり・PRIMALOFT)、フリース POLARTEC(モンキーファータイプ)、フリース POLARTEC、シャツ・ウール、メリノウール
  • ボトム:GORE-TEX Pro Shell(オーバーパンツ)、パンツ(薄手のもの)、タイツ(厚手)、スポーツタイツ、ウール靴下、ウール靴下(厚手)
  • その他:グローブ(皮・ツーインワンタイプ)、グローブ(超薄手のもの。インナー手袋として使用)、ハッキンカイロ、ウィンターブーツ、バラクラバ POLARTEC

上記は全て身に着けていたのは、夜と曇りだった2日目です。
1日目はフリースは厚手ののみ+前は全開。靴下は厚手1枚。ハッキンカイロなし。グローブはインナー手袋のみですが、そうとう暑かったです。
上記以外にフリース厚手のボトムを持っていたのですが、寝巻きとして使用はしたものの昼間に必要とした事はありませんでした。

今回、大活躍したのはゴーグルメーカーの曇り止めとインナー手袋。インナー手袋はスマートウール製の全面に滑り止めがついたものですが、これ本当に感動ものでした。

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